自分のこと

「エンディングノート」財産管理に活用

親の財産がわからなくて突然のことが起こり困ったことや、また現在進行系で親に財産の管理の件で話し合いをしている方がいると思います。そんな経験をしてきたから、自分の場合も子供に迷惑をかけることなく伝えておきたいと思いませんか。まだ若いからとか関係ありません。思ったときに始めてみましょう。

財産管理は自分のためと子供たちのため

お金のことはたとえ子供といえども話したくない、親としてのプライドがあるなど様々な理由があって話題にはしないことがほとんどでしょう。

でも実際に親の財産のことでトラブルなどを経験するとそれを子供たちにさせるのは避けたいと考えると思います。子供が一人の場合は全部一人でしなくてはならないわけですから大変なことが目に見えるようです。

親が生きているときは相談しながら管理できますが、遺産として相続する段階になると相続税というものが絡んできて期日があるのです。

体験者として父が亡くなって泣くこともままならず次々と支払いや手続きに追われ、落ち着いたときは数カ月後でした。親から財産管理を任せてもらっていても慌ただしい毎日を過ごしたことから、いま私もすべて子供たちに財産のことを教えております。

コロナのニュースを見るたびにいつ自分に降りかかるかわからないから、迷惑だけはかけないようにしたいと思ってエンディングノートをもとに財産を書きはじめました。

自分の財産を書き出してみましょう。

自分の財産がどこにどのように預けているかわかりますか?退職前後は特にお金の移動が激しいものです。

またまだ夫婦が揃っているからと奥様に任せっきりという方も多いでしょう。その場合は配偶者になにかあったときもまた困ることが起きてしまいます。子供たちのためだけのためというだけではなく、自分自身財産の整理を知って見ることが大事です。

<銀行口座>

・銀行通帳と印鑑をしまっているところを聞く。
・ネット銀行などはログインに必要な情報を書いておく。
・口座のある銀行と残高を書いておく。

以前は一つの銀行で用途別に口座をいくつか持っている方もいます。ですが最近は銀行で名義一人に1口座のみということになっているようです。総合口座、積立というように使っている方もいますね。また60歳前後の方は銀行倒産という体験をしているのでいくつかの銀行に分けて預けるということをしているでしょう。その他に老後のために退職金や今までの貯金を増やそうと投資を目的として利用しているところもありますね。

子供たちが特に困るのがネット系の口座がある場合です。ネットの銀行で口座を使ったり、証券取引をしていた場合、ログインをする事ができなければ口座番号等がわからないので照会するにも大変面倒だったり、最悪口座があることさえわからないという事態も考えられます。

すべての口座を書き出し、ネット系はログインに必要な情報も添えておくことがいいですね。

子供たちには金額までは教える必要ないと思いますが、自分自身では今後のためにも書き出しておくといいと思います。

実際に書き出したものを見てみると結構な数あると思いませんか?

あとできるなら印鑑のことも考えてみるといいでしょう。私の場合父から財産を預かったときに、印鑑登録を1つの印鑑にまとめてもらってその印鑑も預かっておきました。

<土地・建物>

・登記所の保管場所を聞いておく。
・所有者の名義を確認しておく

登記書があるのでわかりやすいと思いますが、住所と所有者を確認しておくのが必要ですね。それぞれ親から引き継いだものがあってその所有者が誰になっているのか、また自分自身購入したときに支払いなどが絡んで名義が思っていたのとは違う場合などあります。

司法書士さんのお話

所有者のことで勘違いをされていてトラブルになっているケースが多いと伺いました。登記書は最初だけ確認してそのままにしているうちに勘違いや間違った思い込みをされているからではないかということでした。

この機会に確認してみてはいかがでしょう。

<現金>

現金をしまってある場所を書き留めておく。
入院などの急な出費に現金を用意しておく。

タンス預金、へそくりなんて現金を手元においていませんか?その他にも親や自分自身が急に病院に運ばれたりとかなどで現金を少し置いておいたり、災害時には必ず現金が必要になるからと準備している方もいらっしゃると思います。気がついたら結構な金額を手元に残しているということもあります。

現金でおいておく理由によっては事前に子供たちに教えておくと役に立つと思います。特に入院時用などは子供たちの立場からするととても助かると思います。

<保険など>

・保険証書のあるところを書いておく。
・保険証書が見当たらないときは早いうちに再発行の手続きをする。
・受取人が誰になっているか確認をする。必要ならば変更の手続きもする。

保険にもたくさんの種類があります。損害保険、生命保険などこれらはお金の支払いが関係してくるもの、解約や改めて名義を変更して手続きをしなければならないものなどがあります。

保険証書があると名義などや金額がわかります。わからないところは加入時の営業担当の方がいるならその方に、また窓口にいってお話を聞くのもあります。加入してしまうと支払いだけしていて保険証書をしまい込んで中身がわからない、証書をどこにしまったかわからないという話をよく聞きますので、この機会にしっかりと確認してみましょう。

その他に会社に勤務していた時に加入していた独自の保険などについては退職時にどの様になっているのかきちんと調べておくと良いでしょう。私の父は公務員だったのですが詳しくわからない点があとから出てきて調べたことがありました。この件は妹に任せきりにしたので対応の仕方など書くことができませんが、事前に調べておくことは必要だと思いました。

テレビのコマーシャルでもたくさんの生命保険などを扱っていて気軽に加入できるようになっています。カード会社や銀行からも保険に加入を勧めるダイレクトメールが来ていて安いからと加入していることもありますからそこも忘れずに調べておきましょう。

財産をきれいに引き継ぎましょう

書き出してみるとかなりの数になるかと思います。これをすべて子供たちに知らせないでおいたらと思うと大変だと気がつくと思います。自分は年を重ねていくうちに忘れてしまうものが出てくるかもしれません。そうなるともっと面倒になってきますので早めに対応していくのがいいと思います。そして毎年見直しなどをして整理をしてそれを書き留めておくことをこまめにしておきましょう。自分自身そして子供たちのためにも。

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